不妊治療3回目-卵管造影検査

ついに。

卵管造影検査の日が来た。

 

卵管のつまりがないか検査する。

卵管詰まってたら、精子通れなくて卵子と出会えない。=妊娠しない。

 

痛みが伴う検査ということで恐怖心があったけど、不妊治療専門病院のブログで「卵管造影検査後は卵管が少し拡張されるため、自然妊娠する可能性があがる」とあり、ちょっとだけ期待をももちつつ、たまたま休みだった夫に病院まで送ってもらった。

 

ドキドキする。

私「行ってきます!」

夫「頑張って!!」

 

不妊治療を再開したきっかけは、私よりも夫のほうが子どもを欲しがっているということを認識したから。

正直、私としては夫婦二人で仲良く暮らすのでもいいかなと思っていた。

今はもう成人してる姪っ子たちの面倒も見てきたし、最愛の猫達もいる。

そこそこ幸せ。

でも、不妊原因が半分は男にあるということを自ら調べ、精子の質をよくするサプリメントを購入していたことを知り、そんなに欲しかったのか!と気づいた。

さらには、子どもがいない=自分に自信が持てない、となっている様子。

仕事が出来る人だから、承認欲求は満たされてると思っていたけど、下の兄弟に子どもが産まれたり、子どものいる友人たちからの年賀状に毎年ダメージを受けていたから、私の見えていない部分でも悩んでたんだろうな・・・と反省。

 

しゃーない。やれるだけの事やってみよう!

 

 

病院内へ。

アルコールと検温を済ませ窓口へ。

 

事務の方「今月初めてではないので、自動発見機を使って受付を済ませてください。横にあるファイルも使って頂いて結構ですので♪」

私「あ、はい!ありがとうございます。」

 

ほうほう。

ココの病院は自動発見機で受付なのね。了解した。

 

前回同様、産婦人科へ。

 

電光掲示板の呼び出し「360番 5番診察室」

 

私「失礼します」

担当医「こんにちは。今日は造影検査ですね。その前に、前回の採決の結果が出てます。」

 

私「あ、はい。」

担当医「二つのホルモン検査をして、卵胞ホルモン(エストロゲン)の数値は異常なかったです。ただもう一つの黄体ホルモンの数値が基準値5に対して、0.1しかないんだよね~。」

 

女性ホルモンについてはこちらを参照↓↓↓

年齢とともに変化!女性ホルモン|知っておきたい女性のカラダと健康のこと|女性のための健康ラボ Mint+

 

 

 

私「あ~(やっぱりか。)」

担当医「以前病院で何か言われた?(異常とか)」

 

私「いえ、病院で言われたわけじゃないんですけど、基礎体温が高温期になっても上がらないので、ホルモンバランスが良くないのかなとなんとなく感じてまして・・・」

担当医「もしかしたら、不妊の原因になってるのかもしれませんね。今日は造影検査も行うので、より詳しく見ていきましょう。じゃ、検査室に案内しますんで待合室でお待ちください。」

 

基礎体温と黄体ホルモンの関係性についてはこちらを参照↓↓↓

基礎体温は黄体ホルモンで上昇する | 女性の医学BOOK

 

 

待合室にて。

(やっぱり、不妊の原因は私にあるんだろうな~。)

 

看護師さん「お待たせしました。施術室にご案内します。こちらへどうぞ。」

 

移動中。

(総合病院って患者さんいっぱい居るな~。あ、コンビに入ってる。何か買って帰ろうかな。いや、以前クラスターでてた病院だし辞めとくか。)

 

看護師さん「こちらで少しお待ちください。準備します。」

私「はい、わかりました。」

 

7分後。

看護師さん「どうぞお入りください。」

私「お願いしま~す。」

 

(ん!なんか人がいっぱいいる。レントゲン技師さん?が3人くらいと、担当医と、看護師さんが4人??なんだ。なんでだ。)

 

看護師さん「こちらで着替えをお願いします。ガウンを羽織っていただいて、下は全部脱いでください。準備が出来たら出てきてお待ちください。」

私「はい、わかりました。」

 

(おお~。手術するときにきるやつだ。初めてガウン羽織る。ちょっとワクワク。靴下・・・脱ぐべきかな。うん。一応脱いどくか。)

 

私「できました。」

 

看護師さんA「少しお待ちくださいね。」

私「はい。」

 

看護師さんB「いまから先生から指示があるので必要なものを手渡してね」

看護学生さんかな?「はい!」

 

(おお。私の検査で勉強するんですね。こういうのにあたる事あるよな~私って。歯医者さんに行っても、研修中の人に対応されたり、美容院でも見習い期間が終わりましたって感じの人に担当されたり。ま、いいんですけどね。実験台になりましょう。看護学生さん頑張ってね。)

 

看護師さんA「では、こちらで仰向けになってください。(枕を指して)こちらに腰がくるようにしてください。」

私「あ、はい。腰の下に枕を置くんですか?」

 

看護師さん「そ~・・・ですね。腰がこの位置に来るように寝転がってください。」

私「はい。(病院の枕ってちょっと高めに作ってあるけど、こういう使い方もするんだ。腰を浮かせないといけないものなのかな~。)」

 

うんしょっと。じゅうが悪い(フィットしない)けど我慢するか。

 

しばらくして。

 

看護師さんB「あ、枕は頭のとこでいいですよ。腰の位置はそのままで、枕は上のとこに置きますね。」

私「あ、やっぱそうなんですね。こんなものなのかと思っちゃいました( ´∀` )」

 

(看護師さんA~!!適当っ!!!)

 

脚の位置も決められて、

看護師さん「この状態でそのままです。」

 

どこからともなく現れて

担当医「少しお待ちくださいね。準備してますんで。準備に時間かかるけど、処置は

5分ぐらいだからね。」

私「はい。」

 

担当医「調整するよ。(機械を)もう少し下。もう少し・・・はい止めて!」

(レントゲン技師さんが操作してるのかな?)

 

担当医「はい、ここにライト当てて!」

看護学生「はい!」

 

担当医「もうちょっとずらして。」

看護学生「はい!」

 

担当医「○○用意。」

看護学生「はい!」

 

(学生さんいい返事するな~。素晴らしい。)

 

担当「はいじゃあ処置していきますね。」

私「はい。」

 

担当「消毒します。」

私「はい。」

 

(器具が入ってきてるな。ん、なんか垂れてきてる気がする。んん。あれ痛い気がする。ん~。痛いぞ。これ痛いよ~。ん~~。)

 

我慢してたけど、顔がしかめっ面になってしまう。しばらく目をつぶって・・・

 

担当医「はい撮影!」

担当医「はいもう一枚!」

担当医「はいOK!」

 

(監督!?)

 

(う~痛かった~。けど思ってたより大丈夫だったな。もっと痛いかと思ってた。)

 

担当医「はい、終わりますね。」

 

看護師さんB「お疲れさまでした。気分悪くなってないですか?」

私「はい。大丈夫です。」

 

看護師さんB「ゆっくり起き上がりましょうか。頭をぶつけないように、ゆっくりでいいですからね。」

私「はい。ありがとうございます。」

 

(ふ~。看護師さんB優しいし、たぶん仕事できるな。)

 

看護師さんB「では着替えましょうね。出血があるかと思いますのでナプキン使ってください。」

私「はい、わかりました。」

 

ティッシュでふくと血が。

(ほんとに出血するんだな。よくがんばった、私。)

 

看護師さんB「ではまた、診察室前の待合室に戻りますね。」

私「はい。」

 

 

移動中。

 

看護師さんB「痛かったですか?」

私「そうですね。ただ、我慢できないほどの痛みではなかったので良かったです。(しかめっ面してたのバレたかな。)」

 

看護師さんB「少しお時間かかるので待合室でお待ちください。」

私「はい、わかりました。」

 

電光掲示板の呼び出し「360番 5番診察室」

 

私「失礼します」

 

担当医「お疲れさまでした。レントゲン見てもらうとハッキリわかるんですが、両方の卵管が詰まってました。」

私「え。(思考停止)」

 

担当医「あと、ここに白いものが写ってるんだけど、過去になにか検査したかな?」

私「え~っと、(頭の中で状況を整理して・・・)いや心当たりが、あ、10年ほど前に胃腸の検査をしたことはありますが・・・」

 

担当医「10年前!?それが残ってるのかもしれないね。」

私「残ってていいものなんですか?」

 

担当医「お腹痛くなったりしてない?」

私「はい、特には。」

 

担当医「便秘?」

私「いえ、快調です。」

 

担当医「過去に5年前のものが残ってる人もいたけど、特に残ってても問題ないですけどね。」

私「そうなんですね。(卵管詰まってたんだ・・・)」

 

担当医「今考えられる、不妊の原因としては①黄体機能不全と②卵管閉鎖と③卵巣機能不全(卵胞が少ない)ってことかな。」

私「はい。(そんなにいっぱいあったんだ。)」

 

担当医「この場合、高度医療になるので専門病院を紹介しますね。一つは福岡市のほうと、もう一つは北九州のほう・・・住んでるとこはどこでしたかね?」

私「○○市です・・・」

 

担当医「じゃあ、福岡市が近いかな。どちらにするかはまた後日考えて教えてください。それから紹介状書きますので。」

私「わかりました。やはり、卵管がつまってたら自然妊娠は難しいですよね?」

 

担当医「ん~、卵管を大きくすることもできるけど、あまり妊娠できる確率があがらないからおすすめはしないかな~。」

私「そうなんですね~」

 

担当医「原因が分かったことは1歩前進ですよ!」

私「そうですね(苦笑い)」

 

担当医「ほかにも検査があるんでね、転院した病院でもする検査だから家から近いこっちでしときましょうね。また次回○○日来れますか?」

私「はい。」

 

そのあとのことはあまり良く覚えていない・・・

 

色々考えた後、

(やっぱ私に原因があったんだな。3つも。そりゃ妊娠しないわな。)

 

(うん。しゃーない。腹くくろう。私に原因があるなら、痛いのが怖いとか言っとられん。やれること全部やろう!)

 

私「(夫に電話)もしもし~、終わったよ~♪」

夫「今行くわ。下ろしたとこで待ってて。」

私「はーい。」

 

本日のお会計13,820円。ん~、さすがレントゲン検査は高いな。。。

 

会計済ませて、移動。

 

夫「お疲れ。どうだった?」

私「いろいろわかったよ♪私卵管詰まってるんだって、しかも両方(笑)」

 

夫「えっ!」

私「ほかにも原因があってさ、不妊の原因がわかってスッキリした♪」

 

夫「なんかすごい笑顔で帰ってきたから、いいことがあったのかと思ったのに。」

私「まあ、これではっきりしたし、不妊専門の病院に行こうと思う。紹介された病院どっちにするか考えるね。」

 

夫「うん。知り合いも片方詰まってて体外受精で妊娠したって聞いたし、今は多いのかもね。」

私「あそうなんだ。卵管を通す手術もあるみたいなんだけど、もう体外受精のほうが結果が早く出る的な感じだったから、自然妊娠はできないと思って先に進もう!」

 

夫「うん、わかった。」

私「そうそう、わたし、腸にさ白い影が映っててさ、10年前の検査で残ってるのかもって話した。やばいよね。」

 

夫「それ大丈夫なの?」

私「問題ないっぽい」

 

夫「10年前ってか、今月頭に受けたバリウム検査じゃないの?」

私「・・・。あ。」

 

私「そうかも!バリウム検査したね~。忘れてたわ!あれ、バリウムだったら残ってたらやばいじゃん。。。次行ったときに聞いてみるわ。」

 

夫「下剤飲まなかったんでしょ。」

私「うん、だって便が出なかったら飲んでくださいって。出たから飲まなくていいかと。下剤で仕事に影響が出る方もいるから必要に応じてって説明されたし。」

 

夫「俺は検査終わってすぐ飲んだよ。」

私「そうなんだ。つぎは胃カメラにしようかな・・・」

 

 

なんてやり取りをしながら帰宅。

この白い影の、後日新事実が・・・

 

 

(ふ~。不妊治療専門の病院に通院か~。精神的にきついけど頑張ろう。とりあえず、どっちの病院にするかリサーチしよう)

 

次回、不妊治療専門の病院選択について書きます( ..)φ

 

子宮のイラスト

子宮